【神戸の不動産プロが解説】連れ子のいる再婚と不動産相続|大切な資産を守る対策と無料査定
- 石田敦也
- 6月7日
- 読了時間: 4分

こんにちは!神戸市北区、鈴蘭台駅前で不動産売却専門で活動しております、ダイヤモンドコンサルティングの石田敦也です。
最近は、テレビやSNSでも多様な家族の形が紹介されるようになりましたね。特に、再婚を経験される方が増える中で、お子様がいらっしゃる場合、新しい家族の絆を育む喜びとともに、ふと頭をよぎるのが将来の「相続」の問題ではないでしょうか。
ご存知でしたか? 日本では、およそ3組に1組が離婚を経験し(2019年)、その半数以上が未成年のお子様を抱えていると言われています。
そのため、再婚によって「先妻の子」「夫」「後妻」といった家族構成も、今や決して珍しいものではありません。
しかし、ここで私たち不動産のプロとして、特に注意していただきたい点があります。それが、将来必ず訪れる相続、特に不動産の相続です。
【連れ子のいる再婚、戸籍は同じでも「法的な壁」とは?】
新しいご家族として戸籍も一つになり、毎日を楽しく過ごされていることと思います。しかし、何十年か経ち、万が一ご主人が亡くなられた際、思わぬ問題が生じるケースがあるのです。
一見、普通の家族と何ら変わりないように見えても、法律上では「子」と「後妻」の間に血縁関係はありません。
これが何を意味するかというと、ご主人が亡くなられた後、さらに後妻様に相続が発生した場合に、お子様が後妻様の相続人とならないことを意味します。
その結果、後妻様の財産、特に後妻様名義の大切なご自宅や所有不動産が、後妻様の血縁のある親族の方へ渡ってしまうという事態が発生する可能性があるのです。
何ら対策を講じなければ、せっかく築き上げた大切な資産が、お子様ではなく後妻様の親族へ渡ってしまうという、予期せぬ結果を招きかねません。
【大切な不動産を守るための選択肢】
このような事態を防ぎ、ご家族の未来と大切な資産を守るためには、大きく分けて二つの方法があります。
養子縁組の締結:
「子」と「後妻」が正式に養子縁組を結ぶことで、法律上の親子関係が成立し、お子様も後妻様の正当な相続人となります。これにより、後妻様の不動産を含む全財産を、お子様が相続することが可能になります。
遺言による遺贈:
養子縁組が難しい場合でも、後妻様がご自身の意思で「子」に財産(家などの不動産)を譲り渡す旨を遺言書に明記し、遺贈(いぞう)することができます。これにより、後妻様の希望通りの形で、お子様へ大切な不動産を引き継ぐ道が開かれます。

【相続対策と「不動産」の専門家が果たす役割】
再婚後の生活で、実の母親のように育ててくれた後妻様であっても、養子縁組や遺言といった法的な手続きがなければ、大切な不動産を引き継げない可能性があるという現実を知っておくことは非常に重要です。
そして、ここで私たち不動産の専門家が皆様のお役に立てることがあります。相続を考える上で、不動産は非常に大きな割合を占める資産だからです。
「所有している不動産の現在の市場価値はいくらなのだろう?」
「相続税の計算をする上で、不動産の評価額はどうなるの?」
「もし、相続人が複数いる場合、不動産をどう分割すれば円満に解決できるのかな?」
「相続した不動産を売却して現金化し、公平に分配したいが、どう進めれば良いかわからない」
これらの疑問は、相続手続きを進める上で必ず直面する課題です。
円満な相続のためには、生前の対策が不可欠です。養子縁組や遺言書の作成といった法的手続きと並行して、皆様の大切な不動産の価値を正確に把握すること、そして将来の選択肢を明確にすることが何よりも重要になります。
【不動産の査定・売却相談は、まずダイヤモンドコンサルティングへ】
私たちダイヤモンドコンサルティングでは、神戸市北区を中心とした地域の不動産に関する専門知識と豊富な経験を活かし、皆様の相続における不安を解消するお手伝いをしています。
「大切な家族のために、所有する不動産の価値を知っておきたい」
「将来、不動産を円満に相続させるための計画を立てたい」
「相続した不動産の売却を検討しているが、何から始めれば良いかわからない」
どんな些細なご相談でも構いません。まずは、皆様の不動産の現状を把握するための無料査定からお手伝いさせていただきます。
そして、その価値に基づいた最適な相続対策、あるいはスムーズな不動産売却プランをご提案いたします。
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