【神戸市北区】家を売る前に必ず確認すべき3つの準備|税金・登記・建物チェックをやさしく解説!
- 石田敦也
- 6月29日
- 読了時間: 3分

家を売るって、実は“準備が9割”|失敗しないための3つのチェックポイント
「家を売ろうかな」と考えたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは「どこの不動産会社に相談しよう?」ということではないでしょうか。
でもちょっと待ってください。実は、「家の売却は“準備が9割”」なんです。不動産屋さんに依頼する前に、やるべきことがいくつかあります。
これを飛ばしてしまうと、思わぬトラブルや損失に繋がってしまうことも。
今回は、不動産のプロである私たちが、「これだけは絶対に押さえておいて!」という3つのチェックポイントを初心者の方にもわかりやすく解説します!
✅ チェック1:3000万円特別控除|使えるかどうかで、税金が“0円”に?
家の売却で得た利益には、本来「譲渡所得税」がかかります。でも、マイホームの場合には3000万円までの利益が非課税になる「3000万円特別控除」という制度があります。
例えば——・買った時より値上がりして、かなりの利益が出そうだ!
こんなケースでは、この制度を使えるかどうかで、数百万円の税金が変わってくることも!
この控除を受けるための条件(一部)
自分が住んでいた家であること(配偶者や家族もOK)
住まなくなってから3年以内に売ること
親族間の売却でないこと など
👉 「相続した実家」も、実は条件を満たせば適用できるケースがあります。ただしここで重要なのが次のポイントです。
✅ チェック2:相続登記は済んでいるか|名義が違うと売却できません!
実家を相続して「じゃあ売ろうか」と思ったとき、よくある落とし穴が「名義が亡くなった親のまま」というケース。
家や土地は、登記簿上の所有者でないと売却できません。つまり、相続登記をして名義をあなたに変えない限り、買主と売買契約は結べないのです。
しかも、2024年からは相続登記の義務化が始まり、怠ると罰則の対象になる可能性も。
相続登記のステップ(簡略版)
相続人を確定する(戸籍などで調査)
遺産分割協議書を作成(相続人全員の合意が必要)
登記申請書と必要書類を司法書士などが法務局に提出
相続登記には少し時間がかかるので、「売却を考え始めた段階」で動き出すのがベストです。
✅ チェック3:インスペクション(建物診断)で“見えない不安”を見える化
最後のポイントは、「インスペクション」。これは、建物の劣化状態を専門家がチェックする“健康診断のようなものです。
「うちは築古だし、そんなの意味あるの?」と思うかもしれませんが、実は逆。古い家こそ、インスペクションの価値が大きいんです。
こんなメリットがあります
隠れた不具合(シロアリ・雨漏り・腐食)を事前に把握できる
修理が必要なら、売主側で対応 or 価格交渉材料にできる
買主への信頼感アップ! → 早期売却にもつながる
また、インスペクションの結果によっては、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入できることもあり、買主にとっても安心材料になります。
買主の信頼を得ることが、不動産売却の最大のポイントです。
📌まとめ|この3つの準備が、あなたの売却をスムーズにする
家を売る前に絶対に確認したい3つのこと。それは——
税金対策のための「3000万円特別控除」
名義を確認して「相続登記」
見えない欠陥をチェックする「インスペクション」
この3つを事前に押さえておくことで、売却トラブルの9割は回避できるといっても過言ではありません。
🏠 売却のご相談は地元のプロへ!
「うちのケースでも3000万円控除は使えるの?」
「まだ登記してないけど大丈夫?」
「インスペクションって、どこに頼めばいいの?」
そんな疑問や不安があれば、私たちダイヤモンドコンサルティングへ、お気軽にご相談ください。
神戸を拠点に、相続・空き家・税務もわかる不動産のプロとして、全力でサポートします!
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