親の名義のままの家、どうすればいい?
- 石田敦也
- 5月21日
- 読了時間: 2分
相続登記と売却の基本ガイド【初心者向け】

🏠 はじめに:名義が親のままでは売却できません!
「実家を売りたいけど、名義が亡くなった親のまま、」この状態、実は全国で100万件以上あると言われています。
2024年4月から「相続登記の義務化」が始まり、放置すると過料(罰金)の対象に。放置しても何も解決しないどころか、兄弟間トラブルや税金問題が深刻化します。
①まずやるべきこと:相続登記を完了させる
不動産の売却は、「相続登記」が終わっていなければ不可能です。
📌 相続登記の基本ステップ:
相続人を調べる(戸籍の取得)
不動産の名義変更に必要な書類を集める
遺産分割協議書を作る(相続人全員の同意が必要)
登記申請を行う(司法書士に依頼する)
②売却を考えている方に朗報:
「相続空き家の3000万円控除」が使えるかも!
相続した家を売る際、一定の条件を満たせば「譲渡所得から最大3000万円まで控除」される制度があります。
✅ 適用条件(要点):
被相続人(親)が1人で住んでいた家
昭和56年5月31日以前に建築された建物とその敷地
区分所有建物登記がされている建物でないこと。(分譲マンションには使えません)
これは「相続空き家の3000万円控除」と呼ばれ、税金を大きく軽減できます。知らずに売ってしまうと、本来払わなくていい税金を納めることにも。
③【売却したいなら】事前にこれをチェック!
建物の状態は?(解体した方がいい?)
他の相続人と意見がまとまっているか?
「相続空き家の特例(3000万円控除)」が使えるか?
④【よくある質問Q&A】
Q:兄弟が話し合いに応じてくれません。
A:遺産分割協議は全員一致が必要。第三者を入れて話し合いましょう。
Q:相続登記にいくらかかる?
A:司法書士報酬+登録免許税で10〜20万円前後が目安です。
⑤まとめ:一歩踏み出せば、道はひらけます
相続不動産の売却は複雑に見えても、最初の一歩は「登記から」。登記が済めば、売却・活用・相続税対策まで一気に道が開けます。
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