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離婚で家を売るときに知っておくべきこと|住宅ローン・財産分与・売却の流れを徹底解説

  • 執筆者の写真: 石田敦也
    石田敦也
  • 5月18日
  • 読了時間: 4分

離婚で家を売るときに知っておくべきこと

「離婚したいけれど、共有の家をどうすればいいのか分からない…」そんな不安を抱えていませんか?

離婚にともなう不動産の売却は、感情的にも金銭的にも大きな負担がかかります。住宅ローンの残債、財産分与、名義の問題など…複雑な手続きが多く、専門知識が必要です。

この記事では、離婚で家を売却したい人が知っておくべき基礎知識と、売却までの具体的な流れを時系列で分かりやすく解説します。初めての方でも安心して進められるよう、丁寧に説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。



目次

  1. 離婚と不動産売却の基本知識

  2. 売却までの時系列ステップ

  3. 住宅ローンが残っている場合の対応

  4. 財産分与と名義の整理

  5. よくあるトラブルと回避法

  6. まとめ:まずは一歩、相談から

  7. 【無料相談受付中】匿名でもOK!



1. 離婚と不動産売却の基本知識


● 離婚後の住まいはどうなる?

夫婦の共有財産である不動産は、売却・一方が住み続ける・賃貸に出す…など複数の選択肢がありますが、多くの場合は売却して現金で分ける(清算)ことが選ばれます。


● 家の名義は誰?

  • 単独名義:名義人の権利が強いが、財産分与対象になる

  • 共有名義:売却や担保変更には双方の合意が必要


2. 売却までの時系列ステップ


STEP1:夫婦で話し合い方針を決める

どちらが家をどうするか、売却するのか住み続けるのかを決めましょう。


STEP2:住宅ローンの残債確認

売却できるかの判断には、残ローン額と現在の不動産価格の確認が必須です。


STEP3:不動産会社へ査定依頼(無料)

複数社に査定を依頼して、適正価格を把握します。


STEP4:名義の整理・同意確認

共有名義の場合は、売却に際して両者の同意書が必要になります。


STEP5:売却活動スタート

内覧対応・広告・交渉など、不動産会社と協力して売却を進めます。


STEP6:売買契約・決済

売却が成立したら、売買契約を交わし、残債の返済・名義変更などを行います。


STEP7:財産分与

売却代金からローンを差し引いた金額を折半または協議に基づき分配します。


3. 住宅ローンが残っている場合の対応


● オーバーローン(残債 > 売却額)の場合

売却には金融機関の承認が必要になります。任意売却という方法を選ぶこともありますが、

基本的には難しいでしょう

● アンダーローン(売却額 > 残債)の場合

スムーズにローン完済・名義抹消でき、残金を分配可能です。


4. 財産分与と名義の整理


● 財産分与とは?

婚姻中に築いた財産は、基本的に50:50で分ける(清算する)ことが原則です。これは、不動産の名義が夫・妻どちらか一方であっても関係ありません。たとえ単独名義でも、夫婦の協力によって得た財産であれば「共有財産」として財産分与の対象になります。


例:夫名義のマンションでも、婚姻中に購入し、妻が家計を支えていた場合などは共有財産となる可能性が高いです。

● 名義変更が必要なケース

片方が住み続ける場合は、もう一方の持分放棄・譲渡手続きが必要になります。売却する場合でも、共有名義の場合は両者の同意と署名が不可欠です。


5. よくあるトラブルと回避法


  • 一方が売却に応じない→「調停」や「共有物分割請求訴訟」で解決できます。

  • 住宅ローンが名義人と支払い者で異なる→「連帯債務」や「連帯保証人」の関係整理が重要です。

  • 感情的な対立で話が進まない→第三者(不動産会社や弁護士)を介入させるのがおすすめです。


6. まとめ:まずは一歩、相談から


離婚と家の売却は、人生の大きな転機です。迷いや不安があって当然です。一人で悩まず、専門家と一緒に前向きな一歩を踏み出しましょう。


7. 【無料相談受付中】匿名でもOK!


「住宅ローンが残っていてどうすればいいか分からない」「共有名義だけど、相手と連絡がとれない」「まずは相談だけしたい…」

そんな方のために、無料で匿名相談を受け付けています。秘密厳守で対応いたしますので、どうぞ安心してご連絡ください。非通知のご連絡も大歓迎です。


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