🏠 相続対策は“節税”だけじゃ足りない!?
- 石田敦也

- 7月14日
- 読了時間: 2分
~親の不動産を引き継ぐあなたに知ってほしい「3つの備え」~

「節税すれば安心」だと思っていませんか?
親から実家や土地を相続する──そんなとき、よく聞くのが「相続税が高いらしい」「できるだけ税金を抑えたい」という声。
でも、それだけで判断すると、後で“売れない・動かせない・揉める”という問題にぶつかるかもしれません。
実は、相続を考えるときに大切なのは「節税」だけではありません。“3つの視点”でバランスよく備えることが、安心のカギになります。
🟩 視点①:節税対策(税金を少なく)
たとえば「不動産をすぐに売らずに相続したほうが、相続税評価額が下がる」という話があります。これは一理ありますが、
👉 将来、現金が足りなくて施設費や医療費が払えなくなったら本末転倒。
節税は大切。でも、生活資金とのバランスを考えないと、逆に困ることになります。
🟥 視点②:認知症対策(家が“動かせなくなる”リスク)
認知症になると、家を売ったり貸したりといった「判断」ができなくなります。
すると、“売れない不動産”になってしまうことも…!
これを防ぐには、本人が元気なうちに「任意後見契約」や「家族信託」で、信頼できる人に管理を託しておくのがおすすめです。
🟦 視点③:遺産分割対策(もめずに“分ける”準備)
不動産は“分けにくい”財産。「家は兄がもらう」「土地は妹が売る」、口約束では後でもめることも多いんです。
👉 事前に分け方の方向性を話し合っておくだけでも、家族の関係を守ることができます。
🧭 3つの視点を持てば、“相続の不安”は減らせる!
💬「とにかく節税」💬「とりあえず持っておけば安心」そんな単純な話ではありません。
相続は、親の不動産”を「どう活かすか」「どう守るか」「どう引き継ぐか」の、プロジェクトです。
✨ まとめ:将来後悔しないために、“いま”から備えよう
相続は、いざというときに“あわてて考える”ものではなく、元気なうちから準備してこそ、安心して引き継げます。
親のこと、自分たちの将来のこと。まずは家族で話してみることが、大きな一歩です。






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