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メタバース=超越した世界

  • 執筆者の写真: 石田敦也
    石田敦也
  • 2022年4月1日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年9月20日



メタバース


メタバースはサイバー上の仮想空間のことで、日本語にすると「超越した世界」と言う意味です。


いま、この仮想空間でなんと不動産取引が活発に行われています。


ザッカーバーグ氏率いるFacebookもメタバース事業に大きく舵をきり注目を集めています。


仮想コインですら理解できない僕らの世代は、更に頭をハンマーで殴られたような気分です。



脳は新しいものを受け入れたくない



僕が小学生の時に初めて針でないデジタルの腕時計が発売されたんですが、当時大人はみんな、「子供は針を読めるようにしておかないと将来困る!」とか言ってなかなか受け入れませんでした。


その後に、電卓が出て来た時も、「こんなもん使ったら、頭が馬鹿になる!」と言っていました。


そしていま僕は、「何でもかんでもググっていたら、頭を使わなくなるから自分で考えないとダメだ!」っと、若い人に言っています。


こんなことは、たぶん石器時代からずっーと繰り返されてきたことなんでしょう。


いつの時代も大人が新しいものを否定し、若者にダメ出しをする。


でも、デジタル時計や電卓やスマホが出てきて、世の中はどんどん進化し便利になっています。


決して、ダメにはなっていないのです。


大人は、新しいものを受け入れたくないのです。


なぜなら、今のままが一番らくだからです。


これからAIが人間の代わりにどんどん仕事をしていくようになります。


いつかシンギュラリティを迎え、人類がAIにやられ滅亡するんじゃないかと心配になりますが、きっと大人が考えるような事態にはならずに、もっと豊かな未来になっているんでしょうね。



メタバースで5億円の不動産取引



この仮想空間メタバース内で、なんと実際のお金が動く不動産取引が行われています。


意味不明な方も多いと思いますが、パソコン内のバーチャル空間で土地を売ったり買ったりしているのです。


ボードの人生ゲームではおもちゃのお金で家を買ったりしますが、メタバースでは、なんと本当のお金で5億円くらいの取引が行われています。


当然買った企業は、バーチャルでここに建物を建てて再販売するのでしょう。


「なんで、住めないコンピューター上の家を買うのか?」っと思う方も多いと思いますが、買う人と売る人がいて、ちゃんと市場が出来上がっているからです。


もともと紙の1万円札も、みんなが1万円のものと交換してもらえると信じているから、成り立っているだけで、本当はただの紙切れです。


これと一緒です。


みんながメタバースの実態のない不動産の価値を、信じるか信じないか、それだけです。


ちょっと理解できない方は、楽天のサイトを思い浮かべるといいいと思います。


楽天のショッピングサイトに出店するには、毎月お金がかかりますよね。


楽天はサイバー上の仮想空間に店を作って、みんなから料金をとって貸しています。


つまり、楽天はテナントビルの大家さんみたいなものです。


誰かがメタバースに街を作りみんなに支持されれば、さらに人が集まりどんどん街は大きくなり、実社会と同じような第二の地球が誕生してきます。


そこでは、アバターを使ってゲームをしたり仕事をしたり買い物や旅行に行ったりもできます。


みんなが集まってくれる巨大都市を、初めに作った人が覇者になれるのです。


ザッカーバーグ氏は、ここをチャンスと考えているのでしょうね。


日本のソニーやキャノンもこのメタバースに参戦していますし、ローソンもメタバース内の仮想空間でコンビニを開店し、食べられない「からあげクン」をお披露目しています。






実際に手で触れたり食べたり出来ないものを信じたくない気持ちはわかりますが、VRの世界は確実に目の前に迫って来ています。


当然、新しく出て来たものの全てが、うまくいっているわけではありません。


時代と共に、消えていくこともあります。


ただ、いま仮想空間の土地取引に5億円のお金が動いていることも事実です。


新しいものを受け入れることはなかなか難しいですが、拒否反応を示すことは避けたほうがいいでしょうね。


メタバースの街は一から新たに作られるので、実際の街のように変形の土地や私道もなく、きれいな都市でしょう。


最後に、今日はFOXDAYで、BABYMETALのプロデューサーKOBA METALもこのメタにかけて、メタルバースのBLACK BOXを発表しています。




彼の感性には脱帽です! さすがですね。





















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