「ゴミ問題はAIで解決!大家さんが入居者に共有すべき、神戸市版ゴミ分別ツールの活用術」
- 石田敦也

- 11 時間前
- 読了時間: 4分

【ある大家さんから、電話があった】
先日、神戸市でアパート経営を続けておられる大家さんから、
こんな電話をいただきました。
「また近隣から苦情が入った。
ゴミ置き場の分別が、どうしても直らん。
注意書きを貼っても、ガイドを配っても、
あんまり変わらない!」
受話器の向こうの声に、疲れがにじんでいました。
電話を切ったあと、しばらく考え込みました。
実は、同じようなクレームをよく受けていたからです。
【管理会社として、何かできないか】
私たちダイヤモンドコンサルティングは、
神戸市を中心に賃貸管理をお手伝いしている会社です。
ゴミ問題は小さなことに見えて、
近隣関係や入居者満足度に直結します。
良質な入居者ほど、こうした環境の悪化に敏感で、
気づいたら退去している、ということも珍しくありません。
市の回収ではなく、自社回収にすれば解決しますが、
コストがかかります。
そう考えていたとき、ふと頭に浮かんだのが、
最近よく使っているAIアシスタント、Claudeでした。
【その日、Claudeに話してみた】
事務所で、私はClaudeにこう話しかけました。
「神戸の管理会社をしています。
大家さんが、入居者のゴミ分別ミスに困っている。
何か、判別アプリは作れませんか」
返ってきた提案は、こうでした。
「品名を入力するか写真を撮ると、
神戸市の分別区分を答えるWebアプリが作れます。
チラシにQRコードを貼っておけば、
入居者が迷ったその場で確認できます」
なるほど、と思いました。
注意書きを増やすより、
迷ったときに自分で調べられる仕組みのほうが、
入居者にも、大家さんにも優しいはずです。
【二人三脚で、試作品が立ち上がった】
そこからはClaudeとの二人三脚です。
「神戸市の分別ルールに合わせたい」
「いずれは外国人入居者のために英語も入れたい」
「QRコードに対応させたい」
私が日本語で要望を伝え、Claudeがコードを返す。
分からないところは聞き直す。
その繰り返しで、数時間後には
試作版のアプリが立ち上がりました。
不動産屋のおじさんが、
夜の事務所でAIと相談しながら、
気づけばアプリを一つ完成させていた。
正直、自分でも少し驚きました。
【完璧ではない、でも、お渡しできる形に】
判定の精度は、まだ完璧ではありません。
微妙な品物には「市役所に確認を」と
逃げることもあります。
それでも現場で試してみて思うのは、
完璧でなくてもいい、ということです。
入居者がゴミ袋を持ったまま、
「これ、何ゴミやったかな」と
一秒でも立ち止まってくれたら、
それで十分役に立ちます。
分別違反の多くは悪意ではなく、
立ち止まる仕掛けがないことから起きています。
【賃貸経営の助けになりたい】
管理会社の仕事は、契約書を扱うことだけではない、
と思っています。
地域の大家さんが少しでも楽に管理を続けられるよう、
使える道具をお渡しすること。
それも私たちの役割の一つです。
今回のゴミ判別アプリは、その小さな一歩。
神戸市で自主管理されている大家さん、
入居者のみなさん、ご自由にお使い下さい。
【よくあるご質問】
Q1.スマホ操作が苦手な高齢の入居者には、難しいのではないですか?
おっしゃる通り、すべての入居者に同じ方法を強制するのは現実的ではありません。 高齢の方には従来通り紙の分別ガイドをお渡しし、 スマホをお使いの方にはQRコードでアプリを案内する、 という二段構えがおすすめです。
全員に使ってもらうのではなく、 「使える方が自然と使う」ぐらいの位置づけが、 長続きするコツだと感じています。
Q2.AIの判定が間違っていた場合、責任は誰にあるのですか?
正直に申し上げると、現時点でAI判定は完璧ではありません。 そのためアプリには必ず 「最終的な判断は神戸市の公式情報をご確認ください」 という一文を入れています。
あくまで「立ち止まるきっかけ」を提供する道具であり、 最終判断の根拠にはしない、 という設計が安全だと考えています。
執筆:石田 敦也(いしだ あつや)
ダイヤモンドコンサルティング 代表
宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/相続診断士
神戸市北区鈴蘭台を拠点に、
神戸市・芦屋市・西宮市の
不動産管理・売買・相続をサポート。
熱血賃貸・情熱管理。



コメント