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「消費税ゼロ」で値上げが起きる!?小学生でもわかる「免税」と「非課税」のヒミツ

  • 執筆者の写真: 石田敦也
    石田敦也
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分
消費税ゼロ

最近、テレビやニュースで「食料品の消費税をゼロにしよう!」という話をよく聞きませんか?


「ごはん代が安くなるなら、大賛成!」

そう思うのが普通ですよね。


でも、実は「消費税をゼロにする方法」には2つの種類があるんです。


やり方をまちがえると、「税金はかかっていないのに、商品の値段が上がる」という、魔法のような困ったことが起きてしまいます。


今日は、不動産の仕事で税金の仕組みを見ている僕が、この「消費税のナゾ」を小学生でもわかるように解説します。



1. お店がこっそり払っている「消費税」の話


まず、大事なルールを1つだけ。

お店は、みなさんに商品を売る前に、「材料」や「運ぶためのお金」を、他のお店に払っています。


そのとき、お店も消費税を払っているんです。


  • パン屋さんなら… 小麦粉を買うときに消費税を払う。

  • 八百屋さんなら… 野菜を運んでくれる配達業者に消費税を払う。


今の日本のルールでは、「お店が先に払った消費税は、あとで国が返してくれる」という仕組み(仕入れ税額控除)があります。


これは「二重に税金を払わなくていいよ」という、お店を守るための優しいルールです。



2. 「免税(めんぜい)」= みんながハッピーなゼロ


1つ目の方法は「免税(0%課税)」です。 これは「消費税はかけるけど、今は0%でいいよ」という考え方。


  • お客さん: 消費税は0円(払わなくていい!)

  • お店: 材料を買ったときの消費税は、今まで通り国から返してもらえる。


これならお店は損をしません。安心して値段を下げられるので、みんながハッピーになります。



3. 「非課税(ひかぜい)」= お店がピンチになるゼロ


問題はこっち、2つ目の方法「非課税」です。


これは「そもそも消費税のルールの外にするよ。消費税とは関係ない世界にしてね」という考え方。


一見良さそうですが、ルールから外れるとこうなります。


  • お客さん: 消費税は0円(払わなくていい!)

  • お店: 材料を買ったときの消費税は、「もう関係ないから、国は返さないよ」と言われる。


つまり、お店が先に払った消費税は、全部お店の「自腹」になってしまうんです。



4. たとえ話で比べてみよう


たとえば、110円(10円は税金)で仕入れた材料を、お店が売る場合で考えます。

種類

国からの返金

お店の負担

値段はどうなる?

①免税

10円返ってくる!

変わらない

安くできる!

②非課税

10円返ってこない

10円損をする

値上げしないと赤字…

非課税になると、お店は「今まで国が返してくれていた10円分、損しちゃうから、その分だけ商品の値段を上げよう」と考えます。


その結果、「消費税は0円なのに、レジで払う金額は前より高い」なんてことが起きるかもしれません。



5. まとめ:大事なのは「やり方」


ニュースや選挙で「消費税ゼロ!」という言葉を聞いたら、少しだけ思い出してみてください。


  • それは「免税(0%)」なの?

  • それとも「非課税」なの?


本当の意味で私たちの生活を助けてくれるのは、お店も困らない「免税(0%)」のやり方です。



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