高市政権のSNS戦略に学ぶ「情報の産地直送」— 不動産業界の伝言ゲームを終わらせる方法
- 石田敦也

- 24 時間前
- 読了時間: 4分

こんにちは、神戸市北区のダイヤモンドコンサルティング、石田敦也です。
先日、財務省が公式noteを開設し、片山さつき財務大臣がメッセージを発信したというニュースが話題になりました。
高市政権のSNS活用スピードには目を見張るものがありますが、これは単なる流行りではありません。
実はこの動き、私たち不動産業界、そして皆さんの日常生活にも深く関わる「情報の真実」について、非常に大切なことだと思うんです。
■ SNSは「ジキルとハイド」
SNSには二面性があります。
時にはメディアの偏向報道から身を守る「正義の剣」になりますが、一歩間違えば、根拠のない噂で人を追い詰め、最悪の事態にまで発展させる「凶器」にもなり得ます。
まさにジキルとハイドです。
なぜこれほどまでに情報が暴走するのか。
それは、情報が伝わる過程で起きる「伝言ゲーム」に原因があります。
悪意がなくても、10人を経由した後の話は、それぞれの主観や解釈が混ざり、元の内容とは全く別物になってしまう。
これが「情報の歪み」の正体です。
■ 不動産業界という「情報の問屋」の責任
不動産の現場も例外ではありません。
私たち不動産屋はいわば「情報の問屋」です。
しかし、かつての流通構造では「広告料」や「利益率」というフィルターを通した、業者にとって都合の良い「おすすめ物件」だけが棚に並びがちでした。
これでは、部屋を探している人が求めている物件が埋もれてしまい、お客様に「正確な情報」が届きません。
■ 「生産者」である大家さんの声が、物件情報の価値を上げる
私は、これからの不動産情報は「産地直送」の時代になっていくのではと思っています。
スーパーの野菜に「私が作りました」という農家さんの顔が見えるように、大家さんという「生産者」自らが、物件へのこだわりや背景を直接発信していくことが重要です。
「なぜこの色柄のクロス(壁紙)を選んだのか」
「ネコが好きだからネコ好きの人に入居してほしい」
間に立つ私たちがフィルターで情報を歪めるのではなく、大家さんの生の声を届け、私たちがプロの視点でその価値を証明する。
この「産地直送」の連携こそが、情報の魔力に惑わされない、誠実な取引を生む鍵となります。
■ 「メニューのない寿司屋」にならないために
私はよく、リフォームの提案をする際にオーナー様へこう伝えます。
「私のイメージ通りの仕様で、うちより安くできる業者がいれば、そちらでやって頂いて全然OKです」
これは突き放しているのではなく、情報の透明性を優先しているからです。
価格も仕様も「時価」というブラックボックスにせず、オープンにすること。
「メニューのない寿司屋」のように、いくら取られるか分からない不安をお客様に与えてはいけません。
常に「正確な情報」というお品書きを出し続け、押し売りをしない。それが、不動産業界に求められる誠実さだと考えています。
■ 結論:自分自身が「メディア」になる時代の楽しさ
政府のSNS活用も、大家さんの物件発信も、根底にあるのは「自分の物語を自分の言葉で正確に伝える」というポジティブな挑戦です。
かつては一部のメディアや専門家しか持てなかった「発信の力」を、今は私たち一人ひとりが手にしています。
これは、誰かに決められた「棚」に並ぶのを待つのではなく、自分自身で最高の「お店」を作り上げることができる、とてもワクワクする時代になったということです。
「自分の価値」を自分で定義できる
共感してくれる仲間やお客様と、ダイレクトに繋がれる
伝言ゲームの誤解を解き、誠実な世界を自ら作れる
情報発信は、単なる宣伝ではありません。
自分の誠実さやこだわりを「正確な情報」として世の中に放つことで、自分と周りの環境をより良く変えていく最高の自己表現です。
「誰かが言った話」に振り回されるのではなく、自ら一次情報の発信者になること。
その一歩が、あなたのビジネスや人間関係を、より明るく、納得感のあるものに変えていくはずです。
ダイヤモンドコンサルティングも、皆さんの「発信」を応援し、共に情報発信に努めていきます。



コメント